糖尿病網膜症|広島市西区庚午北の眼科は、庚午北の「うえ眼科」にご来院ください。

広島市西区の眼科は、庚午北の「うえ眼科」にご来院ください。

〒733-0821
広島県広島市西区庚午北2丁目
22-4-301

Menu

  • HOME
  • 糖尿病網膜症
糖尿病網膜症

糖尿病網膜症とは?

糖尿病網膜症とは、糖尿病の合併症として発症する病気で、糖尿病が原因で眼の中の網膜と呼ばれる組織に障害が現れ、視力が低下してしまう病気です。網膜では、眼に入ってきた光を刺激として、脳に伝達する機能を担っています。
糖尿病網膜症は、糖尿病が原因となり、血液中の糖分を細胞がうまく吸収できなくなり、高血糖の状態になります。その状態が続くと、糖が血管に障害を与えるようになり、目の網膜にある細い血管は特に障害を受けやすいので、血管がつまったり、出血したりするようになります。
この状態が、視界がかすむ、視力の低下などの症状の原因になります。

症状

糖尿病網膜症の症状は、病気の進行と共に変化していきます。 初期の段階では、自覚症状がほとんどなく、自覚症状が現れた時には、かなり症状が進行していると言われています。また、糖尿病網膜症が進行すると、視界の中に蚊のような虫が飛んでいるように見える「飛蚊症」や、網膜内で出血が起こると視野に黒い幕がかかったように感じます。症状が進むにつれて、「網膜剥離」や、「緑内障」といった他の病気を併発する可能性もあり、失明に至ることもあります。
糖尿病網膜症は、早期に発見することが大切になるため、定期的な眼科への受診をおすすめします。

治療

糖尿病と診断されたら、定期的な眼科検診をお勧めします。当院ではまず、超広角眼底カメラで糖尿病網膜症の早期発見に努め、経過観察を行っております。必要に応じて、瞳孔を開く点眼をさせていただき、網膜の状態を精査します。ある程度進行した症例については、病変部にレーザー照射を行います。網膜断層撮影にて、網膜中央部(黄斑)まで病変が及ぶ場合、眼球内に薬剤を注射したり、眼球の縁にステロイドの注射を行うこともあります。手術が必要な場合、総合病院に紹介させていただくこともあります。